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施工前に知りたい|未塗装樹脂コーティングの工程と失敗しない注意点

未塗装の樹脂パーツは、時間が経つと白っぽく見えたり、色が抜けたように感じたりします。

洗って一瞬きれいになっても、乾くとまた戻ることがあるのは、表面の劣化や細かな凹凸に汚れが入り込みやすい状態になっているためです。

そこで有効な選択肢になるのが、未塗装樹脂コーティングです。

ただし、施工は「塗れば終わり」ではなく、工程の質で仕上がりも持ちも変わります。

ここでは施工前に知っておきたい流れと、失敗しやすいポイントをまとめます。
 

未塗装樹脂コーティングで期待できること


未塗装樹脂コーティングは、樹脂表面に保護層を作って白化や色あせの進行を抑えやすくする施工です。

見た目が整いやすくなるだけでなく、汚れが固着しにくくなり、日常の洗車が楽になりやすいのもメリットです。

特に黒樹脂は白化が目立ちやすいので、施工後の変化を感じやすい傾向があります。

一方で、劣化が深い場合は「完全に新品に戻る」わけではありません。

現状の樹脂の状態に合わせて、どこまで改善を狙うかを現実的に決めることが大切です。
 

施工の基本工程(全体の流れ)


大まかな流れは、洗浄→下地処理→脱脂→コーティング塗布→乾燥・定着→仕上げ確認です。

この中で最も差が出るのが下地処理です。

樹脂は塗装面と違い、細かな凹凸や素材特有のムラがあり、汚れや油分も残りやすい場所です。

下地が甘いまま塗ると、ムラ、密着不足、早期の劣化につながりやすくなります。
 

① 洗浄:まずは汚れを落とす


最初に行うのは、砂や泥、油汚れなどをきちんと落とすことです。

ここで汚れが残ると、塗布時に引きずってムラになったり、コーティングが樹脂に届かず性能が出にくくなります。

洗浄は「見た目がきれい」だけでは不十分で、溝や角、表面のざらつきまで意識して落としていきます。

樹脂パーツは形状が複雑なことも多いので、細部の洗い込みが仕上がりに直結します。
 

② 下地処理:ムラを整える(ここが一番重要)


未塗装樹脂は、劣化が進むと表面が荒れて白く見えやすくなります。

この状態のままコーティングすると、白さやムラが残ったまま固まって見えることがあります。

そのため、必要に応じて表面の状態を整え、見た目のムラを減らしてから施工します。

また、以前に市販の艶出し剤や保護剤を使っている場合、それが残っていると密着不良の原因になります。

「前に何か塗ったことがある」という場合は、事前に伝えておくと失敗が減ります。
 

③ 脱脂:油分を抜いて密着を安定させる


下地処理の後は、脱脂で余計な油分を取り除きます。

樹脂は手で触れる機会が多く、指の油やワックス成分が付着しやすい部分です。

脱脂が不十分だと、仕上がりにムラが出たり、部分的に弾いてしまうことがあります。

「なんか一部だけ濃い・薄い」という見え方になりやすいのは、この工程が原因のこともあります。
 

④ 塗布:塗り方で仕上がりが変わる


塗布は、適量を均一に伸ばすことが基本です。

多く塗れば良いわけではなく、塗りすぎるとムラやベタつきの原因になります。

逆に薄すぎると、効果を感じにくくなります。

樹脂の形状は段差や凹凸が多いので、角や溝の塗り残しを防ぎつつ、表面は均一に仕上げる必要があります。

この工程は経験で差が出やすいポイントです。
 

⑤ 乾燥・定着:ここで触ると台無しになりやすい


塗布後は、乾燥と定着の時間が必要です。

この時間を短くしすぎると、性能が安定しにくかったり、ムラが出やすくなります。

施工直後に雨に当たったり、すぐ洗車したりすると、まだ定着していない部分が崩れることがあります。

施工後に気を付ける期間や、最初の洗車タイミングは事前に確認しておくのがおすすめです。
 

失敗しないための注意点(施工前に知っておくこと)


まず、「どのパーツに施工するか」を決めておくとスムーズです。

未塗装樹脂は外装のあちこちにあり、範囲で費用や作業量が変わります。

次に現状の劣化度合いを把握することです。

白化が軽いのか、深く荒れているのかで、下地処理の内容も変わります。

さらに市販品での自己施工歴がある場合は、正直に共有したほうが結果が良くなります。

何を使ったか不明でも「何か塗ったことがある」だけでも重要な情報です。
 

施工後のメンテナンスで差がつく


施工後も、扱い方で持ちは変わります。

強い薬剤で頻繁に洗う、ゴシゴシ擦る、雨ジミを放置する、こうした習慣は劣化を早めやすいです。

基本は、優しい洗車と早めの汚れ落としです。

水弾きや黒さが落ちてきたときも、すぐにやり直しではなく、状態に合わせて整えられる場合があります。
 

さいごに

 
未塗装樹脂コーティングは、工程の丁寧さで仕上がりが大きく変わる施工です。

「どこまで戻したいか」「普段どう使うか」を前提に、無理のないプランを選ぶのが失敗しない近道です。

未塗装樹脂の白化やムラが気になる方は、Ratel Garageへご相談ください。

お車の状態を見たうえで、必要な工程を含めてご案内しますので、お問い合わせからお気軽にご連絡ください。

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